FXトレードの通貨単位ごとの利益はどのくらいなのかについて
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こんにちは！ ポスタ（@pospostafx）です。
FXで1万通貨単位でトレードしたり、資金が少ない人は1000通貨単位でトレードしたりすると思います。
FXを始めたばかりだと、どれくらいの取引量でトレードしたらいいか分からないかもしれません。
その時に、事前にどのくらいの取引量でトレードしたら、どのくらいの利益がとれるのか知っておきたくないですか？
私はFXを始めたばかりの時、そういう情報が欲しかったので今回は、「このくらいの取り引き量でトレードすると、このくらいの利益になるよ」ということについて書いていきたいと思います！
下記のような方の参考になれば幸いです！
・私が取引する単位だと、どれくらいの利益がとれるんだろう？
・1万通貨単位でトレードしたとしたら、どれくらい動くとどれくらいの利益になるの？
・1000通貨単位だと、どれくらいの利益がとれるの？
・利益ってどうやって計算するの？
- まずpipsについて
- 1万通貨でトレードした場合
- 1000通貨単位でトレードした場合
- 事前にどれくらいの利益になるのか考える
- 利確や損切りもこの考え方でラインを決めておく
- まとめ
- FXチャート分析などに関する参考記事3選
まずpipsについて
FXで、変動幅がどれくらいかを表現する時に使われる単位です。
1pips＝0.01円です。
つまり、「10pips動いた」「10pips利確した」などという表現を使う時は、0.1円分の変動があった、0.1円分の変動幅で利益を確定した、という意味と同じです。
FXでの利益目標は何円という風に考えるよりも、この何pipsかで考えたほうがいいです。
なぜなら、「FXで月に10万円稼いだ」という人が2人いたとします。
1人は「1万通貨」でトレードしていたとします。
もう一方は「1000通貨」でトレードしていたとします。
この場合は、1万通貨でトレードしている人が月に10万円を稼ぐには、10円分の変動を利益確定すれば達成できます。
10円分の変動をpipsに置き換えると、1000pipsです。
一方、1000通貨単位でトレードしていた人が月に10万円稼ぐには、10000pips分の変動を利確しなければなりません。
分かりやすくまとめると下のようになります。
・1万通貨でトレードしてる人⇒1000pips利確⇒10万円の利益
・1000通貨単位でトレードしてる人⇒10000pips利確⇒10万円の利益
同じ「1ヶ月に10万円稼いだ」という状況でも、1000通貨単位でトレードして一か月で10万円稼いだ人のほうが圧倒的にすごいわけです。
1万通貨でトレードしていた人の10倍の変動幅を相場から抜いているということですからね。
ということで、同じ金額を稼いでいても、元手が大きい方が、つまり取引量が大きい方が楽に稼げるわけです。
ですので、「目標は何pipsとる」という形でpipsで決めたほうがいいと思います。
目標を立てる場合はですが。
1万通貨でトレードした場合
少し前置きが長くなりましたが、本題の通貨単位での利益などについてですが、「よく1万通貨とかって聞くけどそれでトレードする場合はどれくらい相場が動くと、どれくらい利益がでるんだよ」ということについてやっと書いていきます。
結果から書くと、下記のようになります。
・1pip動く（0.01円動く）⇒100円の利益（または損）
・10pips動く（0.1円動く）⇒1000円の利益（または損）
・100pips動く（1円動く）⇒1万円の利益（または損）
当たり前のことかもしれませんが1万通貨というのは、1万枚通貨を持っているということなので、単純に1円あがれば、「1万枚×1円」なので、1万円の利益です。
私はドル円メインでトレードしてるので、ドル円の相場の話になりますが、100pips一方向に動く日というのは少ないと思います。
上下の変動を全部合わせたら100pipsくらい一日で動いてるかもしれませんが、その変動をすべて利益にするのは不可能です。
ですので、もし1万通貨でトレードした場合は一日10pipsくらいとれればいいほうだと思います。
10pipsの変動はわりと動くので、いいタイミングでトレードできれば、一日1000円くらいずつは利益を積み重ねていけるでしょう。
1ヶ月のトレードできる日を20日とすると、1ヶ月で2万円くらいの利益になりますね。
もっと、稼げる人もいるかもしれませんが、FXを始めたばかりであれば、これくらい利益がとれれば十分すごいと思います。
1000通貨単位でトレードした場合
ここまできたら、「じゃあ、1000通貨だとこれくらいの利益になるのね」というのが分かる人もいると思いますが、一応1000通貨の場合も書いていきます。
また結果から書くと、1000通貨の場合は下記のようになります。
・1pip動く（0.01円動く）⇒10円の利益（または損）
・10pips動く（0.1円動く）⇒100円の利益（または損）
・100pips動く（1円動く）⇒1000円の利益（または損）
はい、単純に1万通貨の時の10分の１になります。
ですので、FXで月に何万円か稼ごうと思ったら1000通貨単位でトレードしていては厳しいです。
ですが、FXを始めたばかりであれば、トレードに慣れることを優先して1000通貨単位で利益をコツコツ積み重ねていくのもアリだと思います。
なぜなら、1000通貨単位で月に1万円でも稼げた日には、1万通貨単位でトレードすれば、月に10万円稼げるということだからです。
それだけトレードの実力がついているということです。
ただ、気を付けたいのが、1万通貨単位になると、損失も大きくなる瞬間などもあると思うので、そういったプレッシャーから普段通りのトレードができなくなったりして、1000通貨単位では勝てていたのに、1万通貨単位でトレードしたら勝てなくなったとなる場合もあると思います。
そんな感じで単純ではないですが、1000通貨単位のトレードであれば、トレードの損失は少なくなるので、1万通貨の時よりも気持ちに余裕を持ってトレードに慣れることができます。
上手くいけば、利益も多少重なっていきますしね。
事前にどれくらいの利益になるのか考える
上でpipsで考えた方がいいということを書きましたが、事前にどれくらいのpipsをとると、どれくらいの利益がとれるのかなどを考えつつトレードしたほうがいいと思います。
どういうことかというと、1pipsしか利益を取れる可能性がない場所でエントリーするより、10pipsとれる場所でエントリーしたほうがいいということです。
相場に確実はありません。
毎回エントリーした後にあるのは、上がるか下がるかの2つです。
その不確実なところに飛び込んで行ってるのに、1pipsしか利益がとれなさそうなのにエントリーした、でも、損失が出る可能性は10pipsくらいありそう、となった時にこれでは損失のほうが大きくなる可能性が高いですよね？
10pips利益がとれそうな場所でエントリーして、損失が出た場合は、1pips程度になりそうだとなれば、10pipsの利益か1pipsの損失かといった問題になってくるので、優位性はかなり高いです。
こういった期待値が高い場所でエントリーするためにも、事前にこの場合はどれくらいの利益になるのか、といったことを考えたほうがいいと思います。
利確や損切りもこの考え方でラインを決めておく
利益を確定する場所や損切りをする場所も、上記の考え方でエントリー前に決めておきましょう。
そしてそのラインをできるだけ変えないことが大切です。
特に損切りラインは変えないほうがいいです。
私の経験上、自分の中のルールは基本的に守ったほうがいいと思うので、損切りラインなどは変えずに、損失になった場合はあきらめて、次のエントリーチャンスをじっくり探しましょう。
利益確定ラインに関しては、もっと利益を伸ばすために変えてもいいと思いますが、これも難しいところで、せっかく元々の利確ラインに達していたのに、利確ラインを上げてしまったことで、損失に変わってしまうということもあります。
これは状況によって判断が必要ですが、そういったことが面倒であれば利確ラインも固定してしまったほうが安定して利益になると思います。
大きく利益をとるというのは難しいかもしれませんが。
まとめ
今回は、FXトレードの通貨単位ごとの利益がどのくらいになるのかということについて書いていきました。
ちなみに、当たり前のことかもしれませんが、1万通貨単位でトレードしていれば、2万通貨でトレードできたり、3万通貨でトレードできたり、10万通貨でトレードできたりもします。
そういった場合は、2万通貨なら1万通貨のトレードの利益の2倍、3万通貨なら1万通貨のトレードの利益の3倍になります。
1万通貨でトレードする場合、元本はレバレッジをかけないなら100万円くらい必要になります。
レバレッジを最大までかければ、10万円くらいあれば2万通貨くらいは取引できます。
ちなみにドル円でトレードする場合の話です。
今回はこのへんで！
ではまた！
