FX相場の「ダマシ」を利用したトレードについて
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こんにちは! ポスタ(@pospostafx)です。
今回は、FX相場でよく起こる「ダマシ」を利用したトレードについて書いていきたいと思います。
「ダマシ」というのは、例えば「買いサイン」が出ているのに、買いとは逆にレートが動いたり、「売りサイン」が出ているのに、売りとは逆にレートが動いたりすることです。
一般的に「こういうサインが出た時はこうなりやすい」という知識が多くのトレーダーに浸透しているからこそ、それとは逆の動きをして利益を出そうという動きも相場には存在しているということですね。
この「ダマシ」ですが、私もトレードをしていて何度もあったことがあります。
その度に損をしてきました。(笑)
しかし、そのダマシの動きを「ダマシ」だと理解し、そのままダマシの流れに乗ることで利益を大きく出せるのはないかということについて、今回は書いていきたいと思います!
下記のような方の参考になれば幸いです!
・トレードでよくダマシにあう
・レートがいつも自分が思った方向と逆に動く
・ダマシってそもそも何?
FX相場で起こるダマシの例
最近のドル円の日足で「ダマシ」っぽいポイントを見つけたのですが、見事にダマシになっていたので、例としてチャートを貼りたいと思います。
最近の日足チャート
チャート画像緑丸内についてですが、200日移動平均線(赤い曲線)を少し上抜けていました。
200日移動平均線でレートが跳ね返されず、そのまま越えてきたので、上昇していくのかと思いきや、ローソク足は長いひげを残して結局は200日移動平均線に跳ね返されている形になってます。
そして、そのままレンジ内にレートは大きく下落。
私は、ローソク足が長いひげを残して、200日移動平均線で跳ね返されている動きを確認した時に「これはこのまま下がっていくだろうな」と考えていました。
なぜなら、200日移動平均線をやっと上抜けて、これから上昇が始まると考えていたトレーダーたちをダマすような動きをしていたからです。
こういった、一旦上抜けて後から予想外の動きをしてくるようなダマシは、大抵そのままダマシの勢力に都合のいいほうにレートが動いていくことが多いです。
ダマシを利用したトレードとは
ダマシのような動きを発見したら、ダマシの動きに合わせてエントリーしたほうが勝てる可能性は高いと思います。
さらに、ダマされたトレーダーたちが大損するような動きになることが多いので、ダマシの勢力の動きに合わせてトレードすれば、利益も短時間で大きく取れる可能性が高いです。
例えば、先ほどの日足チャートの緑丸箇所のダマシだと、200日移動平均線を上抜けて上に上昇すると思うトレーダーは多いと思います。
しかし、少し経ってみれば、大きなひげを残してレートは大きく下降しています。
こういったローソク足が大きなひげを残すダマシも、そのままダマシになることが多いです。
緑丸の箇所は、テクニカル分析の観点から見れば、200日移動平均線の跳ね返りの「ダマシ」で大きく下がったと個人的には考えていますが、このタイミングのニュースを見てみると、米中の合意に関する懸念材料のニュースが出た事が原因という記事もありました。
何が原因だったのかは、わりとこじつけでも何とでも言えるので、定かではありませんが、テクニカル的な「ダマシ」の要因もあるのではないかなと個人的には思います。
ダマシだと確認できたら、ダマシの方向に合わせてエントリーしてみると、利益を出せるかもしれませんね。
FXでは、9割が負けると言われているので、多くの人が「こういう時はこうなる」と考えていることの逆の動きをするということも大切だと思います。
なぜなら、「こういう時はこうなる」というセオリー通りにトレードしている人が勝てているならば、FXでは9割のトレーダーが勝てるということになるからです。
1割のトレーダーしか勝てないのだとすれば、セオリー通りトレードしているだけでは、勝ち続けることは無理だと思うので、大衆の意識とは逆の動きをしてみるということも時には必要かもしれません。
まとめ
今回は、相場のダマシを利用すれば大きく利益を出せるのはないかということで、「ダマシ」を利用したトレードについて書いていきました。
ダマシっぽい動きを見かけたら、私の場合はその動きにのることが多いので、いつもダマシに合ってしまう方等は、少し相場の様子を見て「ダマシ」を確認した後にエントリーしてみるといいかもしれませんね。
今回はこのへんで!
ではまた!