FX相場の「ダマシ」について
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XF
こんにちは! ポスタ(@pospostafx)です。
以前の記事で「レンジ相場をブレイクした(抜けた)時」に相場が大きく動き、そのまま勢いよくレートが抜けた方向に進んでいくということや、エントリーチャンスだということをお伝えし、「ダマシ」と言われるものが起こる可能性もあるということも書かせていただきました。
以前の記事はこちら⇒集中して大きな利益を狙おう!相場が大きく動く時ってどんな時?
そんな「ダマシ」についてですが、下記のような方向けに紹介するのに適したシチュエーションがあったので、今回は「ダマシ」について書いていきたいと思います!
・勉強した知識通りにエントリーしたのになかなか勝てない
・チャンスと思ってエントリーしても必ず思ったほうと逆にレートが動く
・もうどうやってエントリーしたらいいか分からない
「ダマシ」とは
多くのトレーダーが意識しているラインや「レンジ相場」を抜けるタイミングなどを狙って起こる現象です。
これは、多くのトレーダーが売買サインとして使っているサインを利用し、それとは逆の動きをして利益を得ようとする動きがあるため起こります。
「レンジ相場」を抜けたと見せかけてというのが下記画像のような感じですね。
ちなみに5分足の画像です。
レンジを形成している相場を一回抜けたように見せかけたあと、少し下降し、再度レンジ内に戻った後、0時のロンドンフィキシング(日本の仲値のロンドン版のようなもの)でブレイクして大きく上昇するというような感じで時間差で上昇してますね。
仲値についての参考記事はこちら⇒【午前中の9時~10時で利益を狙うチャンス?!】仲値トレードとは
この画像だと結果的に最初のダマシの箇所で「買い」でエントリーしても後々の0時の上昇で利益になっていますが、逆にそのまま勢いよく下がっていく可能性もあるので、どちらにせよダマシにあった時点ではどちらにいくか分かりません。
早めに損切りしたほうがリスク回避できるので、損切りさせられることになります。
ですので、リスクの低いレンジブレイク時のエントリーの仕方としては、0時の2回目のレンジブレイクの時の上昇のように一度、レンジを抜けてから少し下降してレンジのラインに跳ね返ったのを確認してからエントリーというのがいいかもしれません。
ただ、それだとチャンスを逃す可能性もあるので、許容できるリスクを考えつつエントリーをする必要があります。
FXの難しいところですね。
具体的な「ダマシ」への対策
ダマシは気をつけてても引っ掛かる可能性があるので、ダマシが起こりそうなタイミングでは、逆指値注文などであらかじめ細かく損切りを入れて置いたり、直近の相場ではなく少し先の動きも見据えてというのも考慮してエントリーするのがいいと思います。
逆指値注文についての参考記事はこちら⇒【FXの便利な注文方法!】指値・逆指値とは
ダマシが起こった後は、そもそも逆の動きをしようとしている動きなので、直近の相場の流れとは大きく逆に動く場合が多いです。
ですので、ダマシに引っ掛かった場合は、あまりポジションを持つ時間を長くせず早めに損切りをしておいたほうがいいと思います。
それが資金を守ることに繋がります。
また、ダマシはレンジだけではなく、トレンドが発生している時にも起こります。
ですので、チャンスがありそうな時には、常に許容できるリスクとダマシかそうでないかを見極めつつエントリーすることは重要です。
まとめ
相場は、どちらに動くか分からないので、上手く損切りと利確を繰り返していくしかないです。
分からないところではエントリーせず、ダマシが起こりそうな場合でも、しっかり損切りシナリオや利益確定のシナリオ、少し先の動きを考えていくことも重要です。
また、焦らずリスクの低いやり方でエントリーするというのも大切になります。
今回はこのへんで!
ではまた!
テクニカル分析などについの参考記事もよかったら合わせてどうぞ!