【FXの便利な注文方法!】指値・逆指値とは
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こんにちは! ポスタ(@pospostafx)です。
FXで売り買いの注文をした後、レートがどっちに動いていくか気になってしまって、ずっとチャートに張り付いてしまう、ということがあったりしませんか?
私もそういうことが多々あります・・・!
そこで今回は、どちらにレートが動くかという不安な気持ちを少し緩和してくれる「指値・逆指値注文」という注文方法について書いていきたいと思います。
下記のような方の参考なれば幸いです!
・ずっとチャート画面を見ていたくない
・注文方法を知りたい
・FXの便利な機能を知りたい
指値注文って何?
まず、指値注文というものなのですが、これは簡単にいうと、自分に有利なレート、利益になるレートの方向に注文を仕掛けておけるというものです。
例えば、ドル円のチャートで1ドル=110円の時に買いでエントリーしたとして、「10pips分の利益を得たら決済したい」と考えていた場合、注文方法の指値注文を選択して110.1と打ち込み、注文を出しておきます。
そうすると、レートが予想通り110.1円になった時に勝手に自動で決済されます。
(※1pips=0.01円です。)
ずっとレートに張り付いて、110.1円になった時に手動で決済しなくて済むので便利です。
逆に1ドル=110円の時に「売り」でエントリーした場合は、109.9円になった時に決済されるよう注文を出しておくことになります。
逆指値注文って何?
逆指値注文は指値注文と逆で、自分に不利なレートで決済されるようにあらかじめ注文を出しておくことができます。
なぜ自分にとって不利なレートで注文をするのかというと、損失を抑えるためです。
例えば、1回のトレードの損失を10pipsで抑えたい場合、10pips分だけ損になる方向にあらかじめ逆指値注文をしておきます。
そうするとチャートを見ていない間に予想と逆にレートが大きく動いてしまっても、損失を10pipsで抑えることができます。
また、あらかじめ「10pips逆に動いたらロスカットする!」と決めてエントリーをしても実際にチャートを見ながらだと、なかなか手動ではロスカットをすることができない時があります。
10pips分の含み損を抱えても、「またすぐ元の位置までレートが戻ってくるかもしれない」という気持ちがどこかにあるためです。
その間に含み損が15pips、20pips、25pips・・・といった感じに、どんどん損が膨らむ可能性があります。
(私はこのようなことが多々あります・・・。笑)
ですので、あらかじめ自動でロスカットされるよう、逆指値注文を出しておくと想定内の損失に抑えることができ、感情が入らない分スパッとロスカットできます。
私はしばらくチャートから離れるときなどはこの逆指値注文を出しておきます。
離れている間に予想と逆方向にレートが大きく変動していたら怖いので・・・。
注文方法には他にもいろいろある
FXの注文方法には、他にも便利な注文方法がいろいろあります。
私もすべて使いこなしているわけではないのですが、指値・逆指値の次くらいによく使う「OCO注文」というものについても書かせていただきます。
●OCO注文
OCO注文は、指値と逆指値の注文を同時に出しておける注文方法です。
1ドル=110円の時に買いでエントリーした場合、指値のほうは110.1、逆指値のほうは109.9にして注文を出しておくと、110.1円か109.9円になった時に決済されます。
この場合は110.1になった場合は、10pips分の利益になります。
逆に109.9になった場合は、10pips分の損切りという形になります。
まとめ
今回は、個人的によく使用している便利な注文方法について書かせていただきました。
私がエントリーする時は、チャートがどのように動いていきそうかを予測して、「このくらいは上がりそうだから、ここまでいったら一度決済して利食いしよう」「逆にここを抜けたらロスカットしよう」など、ある程度シナリオを組み立ててからエントリーするようにしています。
事前にある程度シナリオを決めておくことで、今回のような注文方法を利用すると、想定の範囲内で自動的に決済されます。
ずっとチャートに張り付いていなくても想定の範囲内で予定通りのトレードをすることができるので、想定外のことが起こるリスクも低くすることができます。
トレードで大切なことの一つに「メンタル面」があると思いますので、こういった注文方法を活用することで安心感が得られるのはありがたいですね。
また、FX会社によっては一回一回注文を出さなくても、あらかじめ「何pips動いたら、利食い」、逆に「何pips動いたら、損切り」という感じで事前にpips数を設定しておけるシステムもありますので、そういったものを活用するのもいいですね。
今回の記事がFXを始めたばかりの方や、これからFXを始める方の参考になれば幸いです。
ではまた!